夜中に起きて食べる 糖尿病予備軍①

寝ていたのにお腹がすいて起きるということはありませんか。それは糖尿病の予備軍かもしれません。

 

私は糖尿病内科の看護師2年目です。看護専門学校時代から夜中にお腹がすいて起きて、半ば無意識のままパンやヨーグルトなどを食べてしまいます。ダイエットをしようと思っていたのに、、、罪悪感の日々で悩んでいました。

最初のうちは自分が食いしん坊だからだ。と自分を責めていました。

 

看護師になって糖尿病内科を含めた混合病棟で勤務するようになりました。先輩看護師に夜中に起きて食べてしまうことを相談すると、「それ反応性低血糖かもしれないよ」と言われました。え、なにそれ。ただの食いしん坊じゃないの。それを聞いた瞬間、病気なのかと思いつつも原因がわかったようで不思議と少しほっとしました。低血糖だったから、夜中にお腹がすいたのか。理由があったんだな。

 

先輩が糖尿病内科の先生に相談をしてくださり、検査をすることになりました。

 

まずはリブレという機械を2週間上腕につけて、1日の血糖値の推移をみる検査をしました。リブレは小さな機械です。装着する時は針がちくっとするけど、装着している時は少し当たったりしても痛くないです。それとは別に血糖測定の機械があり、かざすだけで血糖値を簡単に測定することができます。毎回毎回指先を針で刺さなくても、簡単に測定でき、苦痛が少ないのが特徴です。

 

装着中特に制限はなく、シャワーやお風呂に入って大丈夫。普段通りの生活をし、普段通りの食事をします。外れないようにだけしていれば大丈夫。しかも、そんなに簡単には外れません。食前、食後、夜中に起きたときなど1日に8回以上測定しました。

 

リブレの検査で食後2~3時間で血糖値が70台まで下がっている結果が得られました。そこで詳しい検査をすることに、、、次回に続きます。